ゲームパスによってゲームも定額で遊び放題の時代がやってきた。
従来あった「これは買いだ!」とか「買ったからにはやる!」と言った決断が気薄になったりとサブスク化することによって意識が変わる、これが定番になってくると何がおきてくるのか少し考察してみた。
まず最も考えられることは
やりたいと思ったゲームを後回しにしてしまうことだ。
定額でいつでも出来るとなると、お金を出して購入した意識が低くなるため後でやろう感が強くなる。
NETFLIXなどでも話題の韓国ドラマを後で纏まった時間で一気に観ようと楽しみにとっておくことがあるが、次々と新作が来て結局どうでもよくなって観ないということが多々ある。たぶんゲームでも同じことが起きる。
または少しだけやって途中でやらなくなるケースも増える。
これは買うだけ買って積みゲーになってる人もいるので今に始まったことではないが購入している意識が低下するので増えるだろう。
その先に待っているのが、プレイヤーの分散だ
現在は発売日に最もゲームが売れ、少しづつ売り上げが落ちていくのが普通だ。マルチプレイのゲームであれば発売日周辺でプレイヤー数のピークを迎えて、以降は少しづつプレイヤー数が落ちてくる。
ここで「買ったからにはやる!」という意識がなくなってしまうと、どうなっていくのか?発売日というワクワク自体も気薄になる可能性があり。
・少しやってやらない
・後でやる(結局やらない)
・フレンドがやるならやる
というようなプレイヤーが増えるのではないかと思っている。
そうなると、余程の大作ゲーム以外はプレイヤーの過疎化が早まり、本当にそのゲームをやりたい時には過疎って満足に楽しめないってことが増えるかもしれない。
コミュニティーが必要になってくる
過疎化が早まるとプレイしたい時に人がいないので意思疎通が容易な仲間を作り、いつでも人数を確保できるコミュニティーが必要になってくる。
サザエさんで中島くんが「磯野!野球やろうぜ〜!」がまさに典型的で、野球は9人対9人のゲームであり少人数でやる場合でも10人くらいは必要だ。あの用に気軽い誘い合える仲間が必然になってくる為、100人規模のコミュニティーが必要になってくる。
こうなってくると村だ。
またはインフルエンサーのような存在が「皆んなでイベントやろうぜ〜」というような音頭を取り100人規模でイベントを盛り上げて楽しむ会が発生する。
だから最終的には村というコミュニティーを作り、インフルエンサーという村長の指示のもとゲーム大会という祭りを催すことになると思う。
そうなると自分がどの村の住人なのか把握しておく必要があるね。
ガツガツFPS村とまったりRPG村に住むというか所属するのか、考えて仲間を募っておいた方がいいよね。